エレコム フェライトコア

ISOTEKを導入してから1年以上が経ちました。
家庭の電源が凄まじく汚れていることに気づかされ、
汚れているのがきれいに出来ると知ってしまったらいろいろと対策をしたくなってしうのがオーオタの性というもの。

AQUARIUSはそのままに、さらなる電源のクリーン化を求めて
まずは簡単で安く出来そうなフェライトコアの設置を試みた。

ノイズ対策と言えば、オーディオ業界にはオカルトめいたアイテムが犇めいているなか、
フェライトコアは、誰もが使ったことがある定番アイテムである。
しかし、オーディオ的には意見が二分している。

これはノイズ軽減効果がないという意見はあまりないものの、
・下手につけると音痩せする、必要なノイズまでとってしまって音のうま味が減る。別の方法をとった方が良い
・ノイズが取れるのでとりあえずLANでもUSBでも所構わずつけておくフェライトコア大正義。

上の意見では、電源ケーブル等アクセサリーにかなりこだわりのある人に多いと思う。
逆に下の意見では、電源ケーブルやオカルト系アクセサリーは使いたくないけど
安く手軽に音質を上げたいそんな気持ちのある人がよく使っているようだ。

そんなので好きな人はとことん好きらしいし、
嫌いな人もいるのがこのフェライトコアらしい。

物は試しとAmazonで探してみるとセット品が案外安い。
取り外しもそんな苦ではないととりあえず適当な物を買ってつけてみた。
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Amazon フェライトコア

Amazon フェライトコア

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内径が、3.5Φ,5Φ,7Φ,9Φ,13Φ が各4個ずつ入った20個セットのフェライトコアだ。
チャック付きビニール袋5個ずつ梱包されて一纏めになって配送された。
20個入って、1,118円。一個あたり大小30~60円程度だ。



フェライトコアを装着する前に、
家全体の家電ケーブルの使用状況を調べてみた。
一部屋ずつコンセントに刺さっているケーブルと太さを測っていくが
これが予想していたよりかなり多い。

ノイズをとる前に、普段の生活が電気によって支えられていることを実感する。
しかし同時に、電気を使うという事はまた電気を汚してしまっていると言うことだ。

フェライトコアの数は20個で、あまりつけすぎもよくないとのことなので優先的につけていくべき家電を決めていく。

エアコン、扇風機、空気清浄機、除湿器、冷蔵庫、TVのHDD、PC、TV …

なかでも最も電気を汚し電源を切るのが難しい家電と言えばやはり
ダントツで冷蔵庫だ。
1年中モーターが回っている上に電源スイッチが存在しない唯一の家電。
エアコンや空気清浄機ならリスニング時にコンセントを抜いて切ってしまうというのが
最強のノイズ対策なのだが冷蔵庫はそうもいかない。

さらには、冷蔵庫のコンセントは棚の裏側にありフェライトコアの着け外しが難儀だ。
そこで、この冷蔵庫だけは特別に、国産エレコムの高級フェライトコアをつけた。

と、いうのもノンブランド、(おそらく中華製)フェライトコアの性能は
国産の高級フェライトコアに劣るというのがこの業界の常識だ。
エレコムの国産フェライトコア、一個500円もしなかったので5つ買った。

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さて、装着していく。
フェライトコアは通常ケーブルの両端に付いていることが多いがコンセントの端につけた。
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つけていくと、7mmのフェライトコアが需要が高いことが分かる。
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さくさくとつけていき
HDD×3
液晶モニタ、TV×5
エアコン×4
空気清浄機 除湿器×3
PC×2
冷蔵庫×1
電子レンジ ×1

今回フェライトコアを使用するに当たって一つ注意したことがある。
それが、オーディオ機器に関わるコンセントにはつけないということ。
上で書いたとおり、フェライトコアは沢山つければ良いというわけではない。
そしてメインのオーディオ機材はほぼアイソテックのきれいな電気が流れているので必要ないと判断した。


さてここからが本題だ。
アイソテックを入れたときに激変したうちの電源とシステムではあるが実際に音を聴いてみる。


さほどの違いは感じない。
悪くなったという感じもしなければ良くなったと感じることもない。

いや違いがないというのはすこし耳の悪い話だ。
おそらくアイソテックで95%程度のノイズがカットされ
これ以上の透明度を上げるとか磨き上げるとか言うのは
1000円のフェライトコアでは難しい話だったかも知れない。
加えてプリアンプやプレイヤーなどのオーディオ機器の電源ケーブルはなにもいじっていない
さらには、音楽を入れているHDDには以前USBケーブルをフェライトコア付きに変えてやっていた。


なにか違いが出ているのはまちがいないのだけど
フェライトコアつけてよかったとかオススメしたという気持ちにはあまりなれない。

フェライトコアを取り付けた6月の上旬からモヤモヤした気持ちの中1ヶ月…


7月某日、最終兵器こと、ナスペックさんお得意の
「MAIN NOISE ANALYZER」をオーディオショップより貸して頂いた。

AQUARIUSを導入した際に、測るべきだったのだが
誰かにずっと貸し出し中だったり、忙しかったりで、なかなか借りられていなかった。
晴れて、AQUARIUSの実力が数値化して見られるというわけだ。


今年のF社主催のオーディオイベントでナスペックの木村氏による実演で
MAINNOISEANALYZERの数値を見せてくれと頼むと、待ってましたと言わんばかりに
AQUARIUS、SIGMASともにこのノイズメーターは見事に0を示した。
ANALYZERには裏にスピーカーが付いているのだけど、耳を傾けると若干のじりじり音が聞こえているが
測定器本体のノイズもあるとのことで、ほぼ無音といっていいらしい。

???「いやーアイソテック通すと、このメーターほぼ0なんですよ~」

そんなやりとりがあって、はたして自宅のAQUARIUSも0なのか大変興味がそそられた。

挿してみると…

MAIN NOISE ANALYZER

おぉ!見事にグリーンの0だ。

しかし数秒後…

ナスペック アイソテック MAINNOISEANALYZER

数値は13まで上がる。
そしてスピーカーからはBSかラジオらしき音声がガッツリ乗っている
これはYoutubeで逸品館の清原氏が実演していたときと同じ状況だ。

AQUARIUSの赤いパワーアンプ用のコンセントにも挿して調べてみる。
こちらは先ほどの値よりも少し大きくなった。
やはりフィルター回路がシンプルになっている分大容量用の二つはノイズ吸収能力がわずかに落ちているようだ。

ナスペック アイソテック MAINNOISEANALYZER

アイソテックのノイズ状況は分かった。
次は、アイソテックでノイズ処理がされていないフルテックの電源タップを診る。
数字は、474とそこまでではないが赤ラインが入っている。
これはかなり悪いノイズが入っていると言うことらしい。
D級パワーアンプが3台繋がっているこの電源タップ至急、TAITANの導入が必要なようだ。

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裏のスピーカーからもやかましくガリガリ音とラジオの音声らしき雑音が鳴っていた。

そしてもう三カ所目。
夏はお留守だが、右chのPASSの電源をとっているPanasonicの壁コンを診る。
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383とフルテックの電源タップよりも低い値が出た。
加えて信号はイエローで、1000円もしない壁コンでフルテックよりも低い値が出ている。
これはおそらく、機材が沢山繋がっていないプレーンな状態だからだと推測できる。

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数値の表示はさっきよりも信号もイエローになっておりノイズは低くなっているのだが
裏のスピーカーから出てくる音は、さっきより大きくラジオの音声らしきノイズが聞こえた。

下の画像は、ISOTEKを繋ぐ前の2016年に測定した値だ。
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見ての通り766とかなり大きな数字が出ている。
それが、AQUARIUSを通すと0~20のグリーン

そしてもう一つ注目して欲しいのが、ISOTEKを通してないコンセントだ。
ISOTEKは一カ所入れるだけで家中のコンセントの電源ノイズを吸収することができる。
もちろん限度はあるのだけど、766がAQUARIUSを繋ぐだけで474になった。

さてここで一つ疑問が残る。
ISOTEKの効果は確かに十分にあるのだが、先ほど取り付けたフェライトコアの効果もあるのではないかと。

と言うわけで、フェライトコアのノイズ吸収力がどのくらいあるのか
このMAINNOISEANALYZERくんに調べて貰おうじゃないか。

最も激しくノイズが乗っていたフルテックの電源タップへ繋ぐ。
先ほど474だった数値は493まで上がってる。
この状態でアナライザーの電源ケーブルにフェライトコアをかませる。
ノイズアナライザの電源ケーブルそのものにフェライトコアをかませることで
フェライトコアのノイズ吸収能力がダイレクトに分かるはずだ。

もちろん使うのはエレコムの高級品。

493
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すると!!!!!!!

あら不思議少し減っているではありませんか。
借り物ではあるが、遠慮なくフェライトコアをガッチリとかませた。

486
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もう一度外してみると!!!!


数字は変わっていない。同じだ!
486
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しばらく置いてみると、数字は結構揺らぎ…
フェライトコアによる数字の減少とはどうも言えない状況になった。

念のために違う壁コンでも試してみることにした。
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392
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コンセントの根元ギリギリにガッチリつけてみても
フェライトコアにケーブルを押しつけてみても結果は変わらなかった。

どうやらフェライトコアが吸収する帯域はかなり高い周波数で
このMAINNOISEANALYZERが計測している帯域は割と低い周波数らしい。
よって、数値に影響はほぼない。

つまるところ、ISOTEKをコンセントに繋げたことによるノイズの低下でフェライトコアは関係ないと考えられる。
もしAQUARIUSを辞めるにしても別室でも適当に繋げておくと家全体のコンセントが
クリーンになるようなのでしばらくは手放せないオーディオになりそうだ。

■まとめ

フェライトコアは安くて手軽なので、オーディオ好きなら一度は試してみる価値はあると思う。
ただし音が良くなるかは、自分の耳で聞いて確かめるしかない。
安くて簡単なフェライトコアだけにつけすぎに気をつけたい。

しかし、確実にノイズを減らしたいなら「ISOTEKのISOPLUG」がオススメかも知れない。
ぶっちゃけISOTEKはフェライトコア以上に好が別れるところだ。
理由はいくつかあるのだけどそのひとつに筐体や脚がペラペラで制震力に欠ける。
オーディオリプラスやチクマといった制震力が非常に高い電源タップから
AQUARIUSやSIGMASへ変更するとノイズは減らせるが、大々的に電源環境を変えることになってしまう。

電源の接点の制震力というのは結構重要なのだが、
制震力をそのままに確実にノイズを減らせると言う意味で
ISOPLUGは、電源の代替的な変更をせずにISOTEKが体験できるのは大きな利点だろう。

電源ノイズを軽減させるオーディオグッズは沢山あるけれど
とりあえず試してみたいならISOPLUGから初めて見るのが良いかもしれない。

少しだけコストがかかってしまうがISOPLUGは2,3個家のどこかに挿しておくのが良いと思う。
もし余裕があるなら、AQUARIUSをコンセントに繋げるだけなんていう贅沢な使い方もありかも知れない。

なによりまずは、MAIN NOISEAN ALYZERを借りて自室の電源状況を調べるところからはじめるのが良さそうだ。
きっとアイソテックが欲しくなること間違いない。

フェライトコアで遊んでみた。おわり

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