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2010年にポンタTHEスミスのSICKが登場し世界的に爆発的ヒットDVDとなったのはまだ記憶に新しい気がします。
マジック界では瞬間芸的なビジュアル重視のマジックが大流行しました。
今でもその流れは続いてSICKの登場はまさにマジックの転換期だったと思います。

SICKではよりインパクトの強いワンダラー、モルガン銀貨を軸としたルーティンが収められ
ハーフダラーでも実演可能ですが、多くのマジシャン特にコインマンはハーフダラーからモルガンへ移行していったようです。

当時、4枚4000円だったモルガンを4枚買った記憶があります。
1枚は以前から持っていました。

現在では、フレンチドロップを見るとモルガン銀貨一枚6200円の価格が付き
さらにはずっと品切れが続いています。

アメリカ国内での物価高騰、銀の高騰、モルガンの稀少化、消費税増税
などの影響で昔フレンチドロップで2500円で買えたモルガンも今や6千円台です。

そんな影響からか、アイゼンハワーを推す声や
イリュージョニストからマジック用のコインが制作されるなどモルガンの代用を今も策を練られているようです。

しかしながらマニア故に、モルガンしかも本物のビンテージソフトコインを使いたいという声は多々感じられます。


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以前、モルガンを人口ソフトコインに下記事を上げました。
2013.09.16 人工ソフトコインの作り方 モルガンを加工してみよう

モルガンも古いコインですから、鑑定書付きの美品でも無い限り一つ一つ顔つきが全く異なります。
そこで耐水ペーパーヤスリを使って無理矢理減り具合を揃えるという試みです。
オークションで見透かされるような汚い傷らだらけのモルガンをちまちま集めていました。
汚れは洗剤とスピーディップで徹底的に落として
どんなに傷が多かろうと汚れていようと物理的に削ってしまうのでどうにでもなります。

ただし、人口ソフトコインはヤスリで削ってしまう故に、凸部が真っ平らになりすぎてしまい
ビンテージコインとしての風合いが無くメッキのメダルのようで
さらには、マジック用品としての扱いは強い癖があります。
3flyなどをやると驚くほどつるつるでノイズはゼロに近いですが
コイン同士がくっつきやすいのに滑り落としやすいです。

なによりどうにも見た目がおもちゃっぽくなってしまいます。


上で本物のビンテージコインといいましたが、人気銀貨では偽物のコインも存在します。
近年、中国産のかなり精巧なレプリカよりも本物のに近いモルガンが市場にあふれています。
そのために、ヤフオクではモルガンの相場=信用が大きく落ちたのを知っている人は知っています。

人口ソフトモルガンの微妙な使いづらさを感じたために
今度はレリーフがほぼそのまま残っているレギュラーモルガンを求めるようになりました。
そこでスポットライトが当たったのが、中華のレプリカモルガンコインです。
中華のAliexpressなどで「morgan replicas」と検索すると大量に出てきます。
レプリカですので5枚10枚でも全く同じ状態年号をいとも簡単に揃えることが出来ます。
また値段も500円から4000円程度とギミックを作ったり人口ソフトコインの練習などにも使えると思います。

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見た目は本物以上です。
コインの表面はプレスしたままの淡く白いさらさらとした状態です。


レプリカには大きく分けて4種類のモルガンがあります。
1.銀90%の本物そのままのコイン
はっきり言って高いです。あと本当に90%か怪しいところもあります。

2.銀50~70%の本物より厚く本物と同じ重さのコイン
自分が好んで使っていたのはこのコインです。
銀の含有率が低いために傷に強いです。
ヤフオクで出ている美品モルガンの多くがこのタイプのようです。

3.銀50~70%の本物と同じ厚さで本物より軽いコイン
見てくれはほぼモルガンですが持つと圧倒的に軽く感じます。
メーカー?工場?によって銀の含有率や混ぜ物が異なり
コイン同士をぶつけたときの音は明らかに変です。

4.銀以外の鉄や銅で作られたコインまたはそれに銀メッキがされたもの
結構普通に売られています。メッキタイプはまだであったことがありません。

2と3ですが厚みを取るか重さを取るかここは好かなと思います。
また注意したいのは、この銀の含有率の低いモルガンは燻したときに真っ黒になりません。
銀90%の本物のモルガンよりやや淡い黒または灰色になります。

イミテーションモルガンすべてに共通していますが、
やはり本物ではありませんので、本物を使っているとどうしてもおかしい部分が数カ所あります。
多くのレプリカコインでは、エッジがまともに形成されていません。

一番右が本物のモルガン銀貨1921年です。
ぱっと見で分かるように、明らかに厚いのと
エッジのギザが荒いです。
レプリカモルガン銀貨

マジックショップでも普通に銀が含まれているレプリカモルガンが買えます。
むしろマジックショップで買った方が良いです。
中国のオークションや店で買う場合どの程度のレプリカが来るかかなりの博打になります。
モルガンコイン・レプリカ(50%銀)(手品屋)

銀河含まれているために銀専用の磨き粉やクロスでピカピカになります。
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ただやはり、レプリカモルガンにも欠点がいくつかあり…
気のせいか…?どうにも音が安っぽいのです。
音に艶がなくがしゃがしゃうるさい音です。

もう一つ、ソフトコインの方が圧倒的に自分の好みだということです。
というわけでまた、モルガン5枚セットで買ってしまいました。

続く。

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