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4月12日の今日、アッコルドが届いてから丸1年が経ちました。
去年の4月12日は土曜日で夜届き、翌日開封セッティングをしました。
夏には寝室へ行き、年明けにはアンプが変わりました。

FRANCO SERBLIN 「Accordo」 インストール! 開封の全貌!!
ノードストジャンパー線、PASS修理、トライゴン導入とか
【スピーカー最短接続】 アッコルドをトライゴンでドライブ!その1

トライゴンとノードストのジャンパー線を導入して大方システムが完成しました。
ただ、トライゴンのSnowWhiteがハングアップしてしまったり
PASSがメーカー送りになったりとまとめを書くタイミングを逃してしまったため、
1周年と言うことでまとめて書き上げることにしました。
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※動画は2015年5月にメインルームにて撮影したものです。

1年経った現在以下のような構成になった。

スピーカー:フランコセルブリン アッコルド
スピーカーケーブル:ノードスト REFERENCE JUMPER (疑似ODIN)
パワーアンプ:トライゴン ドワーフ
RCAケーブル:カナレ 3.0m
プリアンプ:トライゴン スノーホワイト
RCAケーブル:タタラボ 1.5m
プレイヤー:デノン DCD-1650SE
スパイク受け:山本音響工芸 PB-10



一応寝室なので、アンプはトランスなどが鳴かないこと、発熱が少なく、コンパクトなこと
ボリュームが数字で表示されること、ほぼすべての作動がリモコンで行えること。
そんな願いを叶えたのがトライゴンのアンプであった。

またトライゴンのアンプは電源投入からの立ち上がりは非常に早くすぐさま安定して音が出てくる。
このシステムの中ではCDプレイヤーが足を引っ張っているようなので今後変えるとしたらそこだろう。
また、夏を越し冬を一度越したアッコルドは今のところメッキの剥がれやすだれのたわみなどの劣化は見られない。


アッコルドをインストールするにあたり気遣ったこと
・スピーカーは壁から十分に離す。50cm以上できれば1m程度横後ともに空間を空ける。
・響きを邪魔するような物体は家具であれ照明であれできる限り撤去する。
・内ぶり角度はリスニングポイント前方でクロスするようにややきつめに角度を付ける。
・アンプは駆動力重視

ひたすら壁から離す。
これが最も重要らしくスペースが足りないようであるならば、
小型スピーカーといえど、アッコルドの導入は見送った方が良いくらいだと感じる

スピーカーとパワーアンプの接続は、ノードストのハイエンドジャンパー線を使うというかなり変則的な事をしている。
ノードスト Referenceジャンパーケーブル ODIN

アクティブスピーカーよりも線が短いのではないかと思うほどの接続だ。
しかしトライゴンとノードストのYラグの径があわずケーブルの方向が逆になっている。

この”最短接続”が効いているのかいないのか、どうやらHEIMDALL2くらいは軽く超えているようである。
なんと言ってもこの短さのお陰か、S/Nを高く保てている気がする。
これを思いついたのはもういつだったかよく覚えていないのだけど
おそらく組み立ててターミナルが根元にある時点でうっすら構想が始まっていたきがする。

またスパイク受けは純正の金属スパイク受けでは高域がきつくなりがちでなので
直感で黒檀のPB10に変更した。これもまた非常に良く効いていると思う。
スパイク受けを木製に変えるだけでスタンドの鉄板を叩いてもほとんど響かなくなる。
また木製のスパイク受けに行き着いたのは木曾アコ「静」の影響が大きい。

悩ましいアンプであるが、何にしてもアッコルドはやや能率が悪い。
しかし鳴らしにくいスピーカーに強力なアンプを入れると非常に響きの良い音が得られると思う。
これは木曾アコのHB1も同じ事が言えると思う。
その響きが実に音楽らしく官能的なのである。これについては以下にもう少し続く。

と、その前に
ここまでアッコルドが家に来た経緯をすこし書き残しておこうと思う。
アッコルドの存在自体は、2011年のある日のマラソン試聴会で初登場し
たまたまそのYoutubeを見ていたら、あまりにも美しいスピーカーを目の当たりにした。

どうしようもなく欲しくなってしまい去年の3月値上げ、増税直前に買ってしまった。
実際お店へ行って試聴なんてこともしてないし、評論家先生のレビューも総スルーした。
恐ろしいことに、一つの動画を見ただけで買ってしまったのだ。

それでも揺るぎない確信があった。
一つは、しばらく前から持っていたミニマビンテージの存在。
このミニマも試聴など一切していないが、Youtubeで逸品館の動画を見たのが始まりだったと思う。
いろいろ後悔したのち異常なほど気に入ってしまったスピーカーだ。
ミニマの音を知り、アッコルドの動画をみてマイクごしにも大方鳴り方の予想がついた。

もう一つ、意外なことに木曾アコースティックの存在がある。あのHB1である。
上にも少し書いたとおり、このアッコルドと非常によく似たスピーカーである。
まず小型2wayであること、鳴らしにくいこと、ネットワークが箱の外へ出ていること、
そしてなにより、箱鳴りを最大限利用した楽器系スピーカーであることだ。
非常に強いライバル的な存在である故に「静」などの木曾アコ製品との相性は良さそうである。
とはいってもHB1も大してまじめに聞いたことはないのだが。

木曾アコースティックとフランコセルブリンこの全くつながりのない二人が出した結論、
方向性がこれほどまでに一致していると言うことは、
小型スピーカーに関しての究極系つまりは解答が
このHB1やアッコルドにあるような特徴であるのだとそのとき確信した。

自分でも狂っているとしか言えないこの買い物は
今日になってみると用意された奇跡のようである。

SnowWhiteが帰ってきてジャンパー線が届きPASSが帰ってきて
現在のシステムが組まれた2月14日。余りにも幸せなひとときを過ごしていた。


この音、完璧ではなかろうか?


システムの完成度についてはDACの性能を差し引きしてもあまりにもよくできてると感じた。
アークのHPを見るとアッコルドの売り文句にこう書いてある。
旋律を奏でるスピーカー
これほどまでにこのアッコルドを的確に捉えた一文はどうやっても思いつかない。
旋律を奏でる……ややかみ砕いて言えば、上手く鳴ったアッコルドはスピーカーではなく人が歌い聴く音楽そのもので
リスナーは音楽を本当に感じ取ることができる。

オーディオから解き放たれたスピーカー
そう、アッコルドは、スピーカーではなく楽器であると断言しておこう、
スピーカーを楽器として作り続けたフランコセルブリンの哲学の集大成といってもいい。
バイオリンが鳴っているならばそれがヴァイオリンであると聴いて疑わない
そんな素直さがリスナーに与えられるようである。

しかしながら、理系スピーカーと比べるてしまうと気難しい鳴り方をする一面がある。
それはおそらく音を聞こうとして音を探しているからかも知れない。
アッコルドでは音は見つからなくとも音楽を感じることができるのだ。
音楽を聴こうとした瞬間にリスナーと音楽がすべてが打ち解けて吸い込まれていくような感覚である。

低域がとか音像がとかそういったたぐいのオーディオ用語が不要になった瞬間だ。
ただただ音楽を聴けている。そんな当たり前のことがこれほどまでに心地よいことだったとは大きな衝撃である。


去る一昨年3月31日惜しくもこの世を去ってしまったフランコセルブリン。
巨匠、天才とよばれるオーディオメーカーは数あれど、
オーディオ界に余りに大きな遺産を残した一人であると思う。

一本のYoutubeから始まったアッコルドとの奇妙な出会いからは
出会いの手がかりは意外なところにあるのかも知れないと教えられた。


もうスピーカーはアッコルドでいいや。
そんなことが常々頭をよぎるようになり、
寝室から現在802Diamondが置いてある部屋へ持ってきたいのだが
それをすると今度は寝室のスピーカーがいなくなってしまう。
そもそもメインスピーカーはオーディオをやるように置いてあるようなもので現在の形で十分であるのかもしれない。
夜寝る前の15分、一瞬一瞬がとても貴重な時間になった。

あるときからオーディオ趣味と音楽鑑賞がきっぱりと分けられたのかも知れない。

アッコルド、これからもずっと大切に寄り添っていけそうなスピーカーである。

2015年4月12日 アッコルド1周年。フランコセルブリンを偲んで。

おわり

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
本田 直之
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