フォステクス TH900S Suara 漆ホン

去年の12月の終わり、予約が始まったとともに勢いよく予約したTH900のsuaraモデル、
TH900Sがようやく届きました。

当初4月下旬だった発送予定日が5月10日と延期され大変不安ではあったのですが、
フォステクスのお家芸は発動しなかったようです。
またお届け日をヘッドホン祭に併せてくるとは隅に置けません。
今日、全国各地で一人ヘッドホン祭が開催された模様です。


漆と言えば、少し前にオーディオテクニカがW3000ANVを出しましたが
結局買いそびれてしまいました。
今回はその分も踏まえスタートダッシュだけは完璧です。

密閉の高いヘッドフォンが一つ欲しいなと思いよく考えず、
漆ホンだから使わなくても飾っておけばいいやと思ったのも、
音を出したらそんなことはどうでも良くなりました。

公式サイトから

主な特徴
●反発磁界採用の磁気回路は磁束密度1.5テスラの新開発50mmドライバーユニットを搭載。低歪率で超強力磁気回路により広大なダイナミックレンジを提供。
●振動板には「バイオダイナ」を採用。超低域の豊かな音、素直な中域、また、高音域については、特にプレゼンスに優れた再生音を実現。
●ハウジングの材料には肌目が緻密で堅く、表面が美しく仕上がる高級材「水目桜」を使用。
●老舗「坂本乙造商店」による「漆・ボルドー仕上げ」のハウジングカバー。使われている漆は、ベースとなる黒漆と箔貼用の接着漆。奥行き感を最大に見せる部分には、硫黄でいぶした、何種類もの色銀箔を、ちぎり絵の様に貼りこみ。FOSTEX/Suaraロゴはプラチナ箔貼り。
●7Nグレード(99.99999%)の高純度OFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)コードと高強度のジュラルミンスリーブを採用。
●イヤーパッドの革には出光Grancuirを採用。卵由来のプロテイン配合で心地よい肌触りを実現。さらに本革対比60%の軽量化を実現。

主な仕様
■形式:密閉ダイナミック型
■ドライバー:φ50mmネオジウムマグネット/バイオダイナ振動板
■再生周波数帯域:5〜45,000Hz
■インピーダンス:25Ω
■感度:100dB/mW
■最大入力:1,800mW
■本体質量:約400g(コード含まず)
■ケーブル長:3m Y型 7N-OFC線
■プラグ:直径6.3mm 金メッキステレオ標準プラグ
■付属品:取扱説明書
*ヘッドホンスタンドは付属しません



以下適当な写真とエージングしてない生音レビューです。

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フォステクス TH900S Suara 漆ホン

Suaraのサインが入ったメッセージカードが入っていました。
一枚一枚手書きのようです。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

美しい化粧箱。通常の無印TH900と少しパッケージが違うようです。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

Edition8同様の箱の造りで外の化粧箱がやたら外れにくく苦労しました。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

これまた開けづらい蓋を開けると漆ホンとご対面。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

漆の香りかなと思ったらスポンジの石油臭い匂いでした。

取り出してみます。
見た目の重厚さの反面軽く感じました。
この手の商品のブツ撮りの印象は重すぎるかなとも思います。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

保証書と説明書。
ここで一つがっかりポイント。
実物なんてものは聴くことも見ることも無く買ったわけなので
ケーブルを見て絶望。これはDENONのD2000シリーズに使われていたのと同様の
からまりやすーいケーブルか?
参考:大事に使ってたのに最近微妙にグネグネしてきやがった・・・。ついでに変に癖が付いたしなにこいつマジ○毛

若干違うような全く同じような。とりあえず丁寧に扱うことにします。
同じ布巻ケーブルでもHD800のケーブルは絡まりにくい優等生でした。

そうなのかちがうのかケーブルはプチプチに丁寧に梱包されており
やっぱりこいつグネるんじゃないかと。

袋を取り払います。


フォステクス TH900S Suara 漆ホン

造りは本当にそのままDENONのD7000シリーズとそっくりです。
ですので、最大の弱点ハウジングの落下には注意していきたいとおもいます。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

ケーブルの分岐点はもうブロックと言うべき四角いプラスチックがくっついてます。
コンパクトとは言えませんがケーブルにも気を遣っているのはわかります。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

わりと小柄な端子。HD800やT1がでかすぎるのかとてもシンプルに思います。
無駄に鏡面加工なのはなぜなのか?セロハンが巻かれてました。
とっ手が錆びやすいらしいのでちょくちょく拭いてやる必要あり。


フォステクス TH900S Suara 漆ホン

イヤーパッドですが立体的で耳が楽そしてふかふか。側圧もゆるめ。
どこをとってもD7000とそっくりです。
さらに本革では無いのでそこまで神経質にならずとも使えそうです。
また革は卵由来の成分でつくられ軽量でさらさらです。
本革のようなぬめり感やしっとり感はあまり感じません。

アジャスターはカチカチと気持ちよくぬるぬる動いてくれます。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

シリアルナンバーが入っていました。無印TH900と共通らしく1000を少し超えてました。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

逆側にはTH900の文字が入っています。部品は共通らしくTH900Sではありません

ヘッドクッションはふかふかではないものの頭に沿っているため違和感はありません。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

さて、本作最大の特徴、Suaraのロゴです。これのために通常13万程度のものが、15万です。
しかし漆のハウジングはとにかく美しい。それ以外のことばは必要ありません。
ただただ美しいそれだけでいい。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン


フォステクス TH900S Suara 漆ホン ハウジング 花凛風月

花凛風月 Suaraの文字が泊で輝いています。
さりげないイラストが趣深く飽きない構図ではないかと思います。
風のながれ、空気感を感じさせます。

フォステクス TH900S Suara 漆ホン

R側は通常のフォステクスのロゴです。

さて飾っておくだけでは勿体ないので一応音も聞いてみます。
ヘッドホンアンプDACはDA200です上流はDCD1650SEを使いました。

まずは本命のSuara、Pureを聴いてみます。

全体の解像度の高さもさることながら、低音の解像度感が素晴らしい。
弦一本一本の音ボーカルの質感、口の形までくっきりとした陰影が感じられます。

ここまで濃い低音はHD800以上かもしれません。

HD800ではぼやけてしまうボーカルが立体感をもちながら耳元で囁きます。

MSPROでは口元しか表現できないボーカルもTH900Sでは、
のど元からたまにお腹から出ているようにおもいます

T1では冷たく刺さってしまう高音が漆の艶やかさをまとい美しく表現できています。

モニター系の代表格802Diamondで爆音を鳴らしたときの音の質感がそのままヘッドホン出てていることには驚きました。もちろん低音のアタック感はないもののヘッドホンらしくないマッスを感じる低音です。

どちらかというと同じ密閉のD7100に近い低音かもしれません。全体の音もどことなく似ていますが
余韻がやや違うようです。TH900Sではすっと音が消えていきます。

ファーストインプレッションとしてはこんな感じですが、
1時間程度聞いただけでヘッドホンでのオーディオも楽しいと感じさせる表現力に驚かされました。

どこまでもニュートラルな音色でいて聞き飽きないゾネホンとも違う感動的な音。
高級ヘッドホンではどのモデルでも言われますが上流を整えただけ恩恵が得られそうです。
特にヘッドホンアンプにはかなり敏感な感じがします。
ヘッドホンアンプで暖色にも寒色にも持って行けそうな感じです。

ただ耳の疲れが隠しきれないようです。
この聴き疲れ具合はエージング、漆の変化で和らいでいくようなのでもう少し様子を見ようかと思います。
今日は元々外耳に痛みがあったのですが耳が辛い状況です。

ヘッドホンはもういらないなと思っていたのですがこの解像度感はまた沼に嵌まる要因になりそうです。
意外に重たくなかったのでアニメを見るのにもいいかもしれません。

最大の敵蒸れが無ければ…。

フォステクスらしいあくまでモニターライクなストレートな音でした。

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