ソナスファベール ミニマビンテージ スピーカー

購入から約二ヶ月が経ち大体のことがわかってきたので
簡単な感想を残しておきたいと思います。

購入翌日から1ヶ月まで。
この期間はずっと買ったことを後悔していた時期でした。

アンプをおごりにおごったにもかかわらず酷い音しか出なかったのです。
中の吸音材が少なすぎるのか耳座悪の悪い低音がドンドン響いていました。

逸品館では最も売れたスピーカーとして名高いこのミニマビンテージですが
到底、いい音だとは思えなかったのです。

そもそも試聴なしで買ったのがよろしくなかったのですが、
それについては後々どうでも良くなります。
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一体何を基準に買ったのか?
1.デザイン
まずオーディオはデザインで選んでいます。
音もデザインの一部でしょうけどここでは専ら見た目を追及しました。

2.ブランド
過去の実績等を見ています。
ミニマビンテージは度重なるアップグレード、マイナーチェンジによる
歴史のある?スピーカーですので信頼が置けました。

3.評判の高さ
逸品館の紹介、ネットのレビューや雑誌での評論家による褒め殺し。
その全てを評価し悪いところは見当たりませんでした。

高い買い物ですのでたいていの人が慎重になります。
が今回は1週間程度の検索期間を経て一気に導入に踏み切りました。
その理由として中古価格の安定性とブックシェルフという利便性にあります。
加えて上の三つの理由もあり安心して衝動買いが出来ました。


届いてみて
箱の出来は安心のソナスファベール製でした。
写真以上に美しいその木工品は素晴らしいと声が出るほどでした。
加えて前後の革張りもぬかりなく作ってあります。
これが音の工房、初代アマトールを進化させたスピーカーかと。

試しに鳴らしてみて
ラックスマンのセパレートアンプにて鳴らしてみたのですけど
今ひとつ低音がおかしいのです。壊れているとかではありません。
上にも書きましたがアンプをおごったのにもかかわらず変な音なのです。

傳伸幸氏がよく鳴らしているDidoの曲をかけ後ろに回ってみると原因がわかりました。
Safe Trip Home

バスレフポートに手をかざすと空気が大きく動いているのがわかりました。
あまりにも低音が制御されていない!
ウーハーから出たままの低音が何の工夫もされず排出されていたのです。

これは低音が多い曲を流すとすごいことになります。
俗に言うユルイ低音というものでしょうか。

ミニマビンテージにかなり近い位置にいるスピーカー
Diapason「Astera」
ディアパソン アステラ

アステラを聴く機会があり真剣に聞いてきましたが
ミニマビンテージとはまるで違うのです。
同じような面をしているにもかかわらずアステラはモニター的な鳴りにかんじました。
上の写真のセットでペア100万円を超える価格設定がなされていることにやや疑問を感じましたが
まあそんなものなのかなとそこでの試聴はざっくりと終わりました。
しかし港での噂ではイタリアの濃い音だと評判だったのですけど…

それだけミニマビンテージのクセが強いのでしょう。
しかし癖が強い分だけ得意分野の音を鳴らすと表情が一変します。
アコギピアノ声楽…
なんと余韻の美しいことでしょうかこれは驚きです。アステラと比較してみると
見た目のシンプルさとは一変してよりいっそう濃い音が出ています。
加えてアステラの爆音試聴で頭が疲れたのにもかかわらず苦痛なくすっと音が体に馴染むようでした。

一時期はさっさと売り払ってしまおうかと思っていたミニマビンテージですが
やはり逸品館の言っていたとおり疲れたときに寝る前に聴くと効きます。

個人的にはこのミニマビンテージはHD650のような魅力を秘めているのかなと思いました。
一般的には万能ヘッドホンとして一時台を築いた名機ではあるのですが、
癖の強さからしばしば眠い音と評され嫌われることもありました。
しかし買ったり売り払ったりもう一度買い戻したりと忙しいヘッドホンでもあります。
どちらにも言えることなのですが鳴らしにくいです。そして音源を激しく選びます。
オーディオはアンプで表情が変わることももちろん一番大切なのはそのと流した音源だと感じます。

得意不得意をしっかりとわかってやって自分に合ったオーディオなのか見極め分けたいところです。

ミニマビンテージいやHD650もそうかもしれませんが
これ一台で何でも聴こうというのはお砂糖を主食にするようなものです。
ですので何でも鳴らせる一台とそのサブスピーカーとしては非常に優秀です。

一時期は本当に大がつく失敗をしてしまったと思ったのですが、
アステラさんのおかげでミニマビンテージのよさに気づかされました。
フランコセルブリン爺が好み伝えたかった音とはこれなのかと。
最新作のアッコルドの音も低音がユルイと言われております。(まだ聴いていません)
きっと同じような感動いやそれ以上の感動が詰まっているのかもしれません。

しかし自分、見た目とネットや雑誌の評価だけでオーディオを選ぶ習慣
これは見直さないといけないと思いました。
見た目以上に音の好みというものはかならず出てきます。
特にオーディオ雑誌の評論は酷いモノで絶対に当てにしてはいけないなと。
あれはポエムつきの写真カタログであると思っておいた方がよさそうです。
あともう一つ逸品館も危険でした。

逆に言うとB&Wのような無個性の音のスピーカーが売れる理由が
どんなソフトを持ってきてもそれなりにいい音になって購入に踏み切れるのかなと…
モニター系スピーカーの人気の秘密を垣間見たのでした。

<おまけ>
オーディオ界の魔法の言葉?「エージング」
これもまたくせ者です。
エージングで良くなったと言うよりは得意不得意を知り
得意な曲のみをかけるようになったといった具合の変化で
Minimaの音が良くなったと感じられたと思います。
これはスピーカーに対するユーザーの理解が深まったというわけで、
多少は箱やウーハー、ツイーターが慣れたのかもしれませんが
音自体はそんなに変わっていないと思います。
didoをかけてしまうとうるさいことこの上ないですし…

最近ではすきなよのサントラが調子良いようです。

好きっていいなよ。 Music&Drama Collection CD vol.1

音質的なレビューはしてませんが暖かみの強い
余韻の美しい音のスピーカー、特に女性ボーカル
室内楽程度の音なら綺麗に鳴らしてくれます。

疲れたときの癒やし系スピーカーミニマビンテージでした。

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